あま市のふるさと納税と税金
令和7年度の受入額 6,730万円のうち、募集などの費用が 3,806万円。受入額に占める割合は 56.5%で、この年度の指定基準の 5割を超えています。
💴 入ったお金と出ていったお金
- 受け入れた寄附?(令和7年度)
- 6,730万円
- その募集などの費用(令和7年度)
- 3,806万円
- 住民が他の街に寄附して減った住民税(令和8年度課税)
- 5.6億円
令和7年度に受け入れた寄附は 6,730万円(1,074件)、その募集などにかかった費用は 3,806万円。令和8年度課税でこの街の住民が他の街に寄附して、住民税が 5.6億円減りました。
受入額から費用と住民税控除額?を引いた差し引き?は 5.3億円のマイナス。控除額には道府県民税分が含まれていて、うち市町村民税分は 3.4億円。
人口 8.8万人(令和8年1月1日)で割ると、1人あたりの受入額は 766円、住民税控除額は 6,416円、差し引きは 6,083円のマイナス。1人あたりの受入額の全国の中央値は 1.1万円で、それより少ないほうです。
🎁 寄附はどう流れたか
令和7年度の費用の合計は 3,806万円で、受入額 6,730万円の 56.5%。令和7年度の指定基準では募集に要する費用が受入額の 5割以下で、それを超えています。
図の右側にある内訳(返礼品の調達と送付、広報、決済、事務など)が、総務省の調査でいう募集に要する費用?です。住民税の控除額はこの図には入っていません。
🧭 寄附した人が指定した使い道?
令和7年度に寄附した人が指定した使い道は 7分野。金額が大きいのは「分野を指定しない」2,698万円、「子ども・子育て」1,515万円、「安心・安全・防災」1,405万円。いちばん大きい「分野を指定しない」は、寄附のときに使い道が選ばれなかった分です。指定額の合計は受入額の 100%。これは寄附を受けた額に対する指定で、費用を引いたあとの配分ではありません。
📈 18年の推移
平成20年度の受入額は 0円、令和7年度は 6,730万円(18年分)。いちばん多かったのは令和6年度の 1.6億円。直近 3年は横ばいで、全国の合計は増えています。
平成20年度から令和7年度まで、各年度の受入額(折れ線)と受入件数(薄い棒)。全国合計は形を比べるための破線で、金額の目盛りはこの街のものです。
🏛️ この街の決算(令和6年度)
令和6年度の歳入総額は 387億円、歳出総額は 372億円。人口 8.8万人で割ると、1人あたりの歳出は 42.4万円。
歳入の内訳
目的別歳出?の内訳
2本の棒は、歳入総額と歳出総額のうち大きいほうを 100% にして幅の縮尺をそろえています。割合は、それぞれの総額に対するものです。
歳入の内訳で大きいのは、地方税 114億円(29.4%)、国庫支出金 70.9億円(18.3%)、地方交付税 64.8億円(16.7%)。寄附金は 1.7億円で、歳入総額の 0.4%。
目的別の歳出で大きいのは、民生費 179億円(48%)、総務費 48.4億円(13%)、教育費 34億円(9.1%)。
性質別?では、扶助費 108億円、物件費 57.6億円、人件費 53.5億円、補助費等 43.3億円、普通建設事業費 38.9億円。
目的別歳出を掘る
令和6年度の歳出総額は 372億円、歳入総額は 387億円。令和5年度と比べると、歳出は 5.1%増、歳入は 6.2%増。金額の大きい民生費・総務費・教育費は、それぞれ 11.1%増、17.6%減、0.7%減。
歳出全体の財源
令和6年度の歳出全体 372億円の財源は、自前の税など(一般財源等?)が 68.2%、国と県のお金(国庫支出金と都道府県支出金)が 22.7%。ほかに借金(地方債)が 5.2%、その他(寄附金・使用料・繰入金など)が 3.9%。
款と項?ごとの内訳と、その財源。
議会費2.4億円歳出の0.6%・1人あたり 2,744円令和5年度より 2%増
令和6年度の議会費 2.4億円のうち、国と県のお金(国庫支出金と都道府県支出金)は 0円、自前の税など(一般財源等)が 100%。
総務費48.4億円歳出の13%・1人あたり 5.5万円令和5年度より 17.6%減
| 項 | 金額 | 款に対する割合 | 1人あたり | 前年比 | 財源 |
|---|---|---|---|---|---|
| 総務管理費 | 41.3億円 | 85.3% | 4.7万円 | 令和5年度より 20.2%減 | |
| 徴税費 | 3.8億円 | 7.8% | 4,277円 | 令和5年度より 4.7%増 | |
| 戸籍・住民基本台帳費 | 2.7億円 | 5.6% | 3,067円 | 令和5年度より 3.8%増 | |
| 選挙費 | 3,866万円 | 0.8% | 440円 | 令和5年度より 21.9%減 | |
| 統計調査費 | 105万円 | 0% | 12円 | 令和5年度より 79.1%減 | |
| 監査委員費 | 2,576万円 | 0.5% | 293円 | 令和5年度より 7.5%減 |
令和6年度の総務費 48.4億円のうち、国と県のお金(国庫支出金と都道府県支出金)が 6%、自前の税など(一般財源等)が 81.3%、借金(地方債)が 10.2%、その他(寄附金・使用料・繰入金など)が 2.5%。
民生費179億円歳出の48%・1人あたり 20.3万円令和5年度より 11.1%増
| 項 | 金額 | 款に対する割合 | 1人あたり | 前年比 | 財源 |
|---|---|---|---|---|---|
| 社会福祉費 | 67.9億円 | 38% | 7.7万円 | 令和5年度より 12.9%増 | |
| 老人福祉費 | 29.5億円 | 16.5% | 3.4万円 | 令和5年度より 11.1%増 | |
| 児童福祉費 | 66.2億円 | 37.1% | 7.5万円 | 令和5年度より 9.7%増 | |
| 生活保護費 | 14.9億円 | 8.3% | 1.7万円 | 令和5年度より 9.3%増 |
令和6年度の民生費 179億円の財源は、自前の税など(一般財源等)が 56.3%、国と県のお金(国庫支出金と都道府県支出金)が 41.2%。ほかに借金(地方債)が 0.6%、その他(寄附金・使用料・繰入金など)が 2%。
衛生費33.3億円歳出の8.9%・1人あたり 3.8万円令和5年度より 2.6%増
| 項 | 金額 | 款に対する割合 | 1人あたり | 前年比 | 財源 |
|---|---|---|---|---|---|
| 保健衛生費 | 15.7億円 | 47.1% | 1.8万円 | 令和5年度より 1%増 | |
| 結核対策費 | 568万円 | 0.2% | 65円 | 令和5年度の 2.3倍 | |
| 清掃費 | 17.5億円 | 52.8% | 2万円 | 令和5年度より 3.9%増 |
令和6年度の衛生費 33.3億円のうち、国と県のお金(国庫支出金と都道府県支出金)が 3.2%、自前の税など(一般財源等)が 90.2%、その他(寄附金・使用料・繰入金など)が 6.5%。
労働費3万円歳出の0%・1人あたり 0円令和5年度より 98.1%減
| 項 | 金額 | 款に対する割合 | 1人あたり | 前年比 | 財源 |
|---|---|---|---|---|---|
| 労働諸費 | 3万円 | 100% | 0円 | 令和5年度より 98.1%減 |
令和6年度の労働費 3万円の財源は、自前の税など(一般財源等)が 100%、国と県のお金(国庫支出金と都道府県支出金)は 0円。
農林水産業費3.8億円歳出の1%・1人あたり 4,354円令和5年度より 14.9%減
| 項 | 金額 | 款に対する割合 | 1人あたり | 前年比 | 財源 |
|---|---|---|---|---|---|
| 農業費 | 9,697万円 | 25.4% | 1,104円 | 令和5年度より 26.2%増 | |
| 畜産業費 | 2,571万円 | 6.7% | 293円 | 令和5年度より 12.5%減 | |
| 農地費 | 2.6億円 | 67.9% | 2,957円 | 令和5年度より 24.3%減 |
令和6年度の農林水産業費 3.8億円の財源は、自前の税など(一般財源等)が 63.1%、国と県のお金(国庫支出金と都道府県支出金)が 19.9%。ほかに借金(地方債)が 10%、その他(寄附金・使用料・繰入金など)が 6.9%。
商工費8.9億円歳出の2.4%・1人あたり 1万円令和5年度より 72.1%増
令和6年度の商工費 8.9億円の財源は、自前の税など(一般財源等)が 52%、国と県のお金(国庫支出金と都道府県支出金)が 4.9%。ほかに借金(地方債)が 26.1%、その他(寄附金・使用料・繰入金など)が 17.1%。
土木費26.7億円歳出の7.2%・1人あたり 3万円令和5年度より 15.8%増
| 項 | 金額 | 款に対する割合 | 1人あたり | 前年比 | 財源 |
|---|---|---|---|---|---|
| 土木管理費 | 1.1億円 | 4.2% | 1,290円 | 令和5年度より 1.4%減 | |
| 道路橋りょう費 | 6.5億円 | 24.4% | 7,431円 | 令和5年度より 21.8%増 | |
| 河川費 | 1.7億円 | 6.3% | 1,921円 | 令和5年度より 1.4%増 | |
| 都市計画費(街路) | 5,506万円 | 2.1% | 627円 | 令和5年度より 12.3%増 | |
| 都市計画費(公園) | 8,143万円 | 3% | 927円 | 令和5年度より 4.9%減 | |
| 都市計画費(下水道) | 8億円 | 29.8% | 9,056円 | 令和5年度より 3.5%増 | |
| 都市計画費(区画整理等) | 7.5億円 | 28.1% | 8,554円 | 令和5年度より 42%増 | |
| 住宅費 | 5,300万円 | 2% | 604円 | 令和5年度より 7.9%減 |
令和6年度の土木費 26.7億円の財源は、自前の税など(一般財源等)が 67.1%、国と県のお金(国庫支出金と都道府県支出金)が 12.4%。ほかに借金(地方債)が 16.8%、その他(寄附金・使用料・繰入金など)が 3.7%。
消防費15.2億円歳出の4.1%・1人あたり 1.7万円令和5年度より 22.5%増
令和6年度の消防費 15.2億円のうち、国と県のお金(国庫支出金と都道府県支出金)が 0.4%、自前の税など(一般財源等)が 87.3%、借金(地方債)が 11.8%、その他(寄附金・使用料・繰入金など)が 0.5%。
教育費34億円歳出の9.1%・1人あたり 3.9万円令和5年度より 0.7%減
| 項 | 金額 | 款に対する割合 | 1人あたり | 前年比 | 財源 |
|---|---|---|---|---|---|
| 教育総務費 | 6.8億円 | 20% | 7,758円 | 令和5年度より 0.9%減 | |
| 小学校費 | 6.3億円 | 18.5% | 7,177円 | 令和5年度より 15.4%増 | |
| 中学校費 | 6.1億円 | 17.9% | 6,947円 | 令和5年度より 29.8%減 | |
| 社会教育費 | 2.8億円 | 8.4% | 3,239円 | 令和5年度より 14.2%増 | |
| 保健体育費(体育施設等) | 3.1億円 | 9% | 3,487円 | 令和5年度より 22.1%増 | |
| 保健体育費(学校給食) | 8.9億円 | 26.1% | 1万円 | 令和5年度より 8.3%増 |
令和6年度の教育費 34億円のうち、国と県のお金(国庫支出金と都道府県支出金)が 7.1%、自前の税など(一般財源等)が 66.2%、借金(地方債)が 12.4%、その他(寄附金・使用料・繰入金など)が 14.3%。
公債費20.8億円歳出の5.6%・1人あたり 2.4万円令和5年度より 2.2%増
令和6年度の公債費 20.8億円のうち、国と県のお金(国庫支出金と都道府県支出金)は 0円、自前の税など(一般財源等)が 100%。
市町村税の中身
令和6年度の市町村税は 114億円。大きいのは、固定資産税が 52.5億円(46.1%)、個人市町村民税(所得割)が 46.5億円(40.8%)、市町村たばこ税が 5.3億円(4.7%)。
扶助費?の内訳
令和6年度の扶助費 108億円のうち、社会福祉費が 48.9億円(45.2%)、児童福祉費が 41.4億円(38.3%)、生活保護費が 13.8億円(12.7%)。生活保護費を扶助の種類で分けると、医療扶助が 7.7億円(55.7%)、生活扶助が 3.4億円(24.6%)。
全国 1,718市区町村の分布
全国 1,741市区町村の分布
全国 1,741市区町村の分布
全国 799市区町村の分布
全国 1,737市区町村の分布
全国 1,741市区町村の分布
財政力指数?は 0.67(全国の中央値 0.44)で、全国 1,718市区町村のうち、高いほうから数えて 25%の位置。経常収支比率?は 94.9%(中央値 91.5%)、実質公債費比率?は 6.2%、将来負担比率?は 65.3%。
地方債?(借入金)の現在高は 275億円、1人あたり 31.3万円。積立金?(基金?)は 52億円、1人あたり 5.9万円。1人あたりの地方債は全国 1,737市区町村のうち、少ないほうから数えて 22%の位置、積立金は少ないほうから数えて 5%の位置。全国の中央値は地方債 54.2万円、積立金 25.7万円(どちらも 1人あたり)。
6年の推移
歳入総額
歳出総額
民生費
教育費
土木費
公債費
令和元年度から令和6年度までの 6年度分で見ると、歳出総額は 312億円から 372億円へ、19.1%増えました。いちばん多かったのは令和2年度の 417億円。全国の市区町村の歳出総額の中央値は、同じ期間に 18.8%増えました。
予算と決算
右の数字は 予算額 / 決算 と、その差(決算 − 予算額)。予備費は決算に実額が無いので「—」。
令和6年度の決算は 372億円で、予算(性質別の合計)の 381億円より 9.3億円少ない額でした(予算の 97.6%)。差がいちばん大きいのは補助費等で、予算 57.3億円に対して決算は 43.3億円でした。
類似団体?との比較
一般市Ⅱ-2(79団体)・令和6年度
令和6年度の類似団体(一般市Ⅱ-2、79団体)の 1人あたり歳出総額の中央値は 52.2万円。この街は 42.4万円で、低いほうです(全国の中央値は 68.7万円)。1人あたりの民生費は 20.3万円(中央値 18.7万円)でほぼ同じ、教育費は 3.9万円(同 5.9万円)で低いほう、土木費は 3万円(同 4.4万円)で低いほう。
🧾 住民税
- 所得割の納税義務者数(令和7年度)
- 43,634人
- 所得割額(市町村民税)(令和7年度)
- 52.3億円
- 控除額のうち市町村民税分(令和8年度課税)
- 3.4億円
令和7年度の市町村民税の所得割?は、納税義務者 43,634人で 52.3億円。令和8年度課税でふるさと納税による住民税の控除額は 5.6億円、うち市町村民税分は 3.4億円、道府県民税分は 2.3億円。控除を受けたのは 8,313人(市町村民税分)。市町村民税分は、所得割額の 6.5%にあたります。控除額を人口で割ると 1人あたり 6,416円。課税状況は令和7年度分、控除額は令和8年度課税(令和7年中の寄附)で、1年ずれています。
🔗 この街の、ほかの話
出典: 総務省「ふるさと納税に関する現況調査結果」(受入額・費用・使途は令和7年度、住民税の控除額は令和8年度課税)、「市町村別決算状況調」(令和6年度)、地方財政状況調査 市町村分 調査表(e-Stat、令和元年度〜令和6年度)、「市町村税課税状況等の調」(令和7年度)、「住民基本台帳に基づく人口」(令和8年1月1日)、「予算・決算の対比」(令和6年度)、「Japan Dashboard 地方財政(市町村ごと)」(デジタル庁・総務省、令和6年度)を編集・加工して表示しています。