遠軽町のふるさと納税と税金
令和7年度の受入額 2.9億円、募集などの費用 1.5億円。費用の割合は 53.1%で、この年度の指定基準の 5割を超えています。
💴 入ったお金と出ていったお金
- 受け入れた寄附?(令和7年度)
- 2.9億円
- その募集などの費用(令和7年度)
- 1.5億円
- 住民が他の街に寄附して減った住民税(令和8年度課税)
- 5,205万円
令和7年度に受け入れた寄附は 2.9億円(15,963件)、その募集などにかかった費用は 1.5億円。令和8年度課税でこの街の住民が他の街に寄附して、住民税が 5,205万円減りました。
受入額から費用と住民税控除額?を引いた差し引き?は 8,476万円のプラス。控除額には道府県民税分が含まれていて、うち市町村民税分は 3,123万円。
人口 1.7万人(令和8年1月1日)で割ると、1人あたりの受入額は 1.7万円、住民税控除額は 3,041円、差し引きは 4,953円のプラス。1人あたりの受入額の全国の中央値は 1.1万円で、それより多いほうです。
🎁 寄附はどう流れたか
令和7年度の費用の合計は 1.5億円で、受入額 2.9億円の 53.1%。令和7年度の指定基準では募集に要する費用が受入額の 5割以下で、それを超えています。
図の右側にある内訳(返礼品の調達と送付、広報、決済、事務など)が、総務省の調査でいう募集に要する費用?です。住民税の控除額はこの図には入っていません。
🧭 寄附した人が指定した使い道?
令和7年度に寄附した人が指定した使い道は 5分野。金額が大きいのは「まちづくり・市民活動」1.9億円、「教育・人づくり」4,896万円、「地域・産業振興」2,909万円。指定額の合計は受入額の 99.7%。これは寄附を受けた額に対する指定で、費用を引いたあとの配分ではありません。
📈 18年の推移
平成20年度の受入額は 39万円、令和7年度は 2.9億円(18年分)。いちばん多いのは最新の令和7年度です。直近 3年は増えていて、全国の合計も増えています。
平成20年度から令和7年度まで、各年度の受入額(折れ線)と受入件数(薄い棒)。全国合計は形を比べるための破線で、金額の目盛りはこの街のものです。
🏛️ この街の決算(令和6年度)
令和6年度の歳入総額は 182億円、歳出総額は 173億円。人口 1.7万人で割ると、1人あたりの歳出は 101.2万円。
歳入の内訳
目的別歳出?の内訳
2本の棒は、歳入総額と歳出総額のうち大きいほうを 100% にして幅の縮尺をそろえています。割合は、それぞれの総額に対するものです。
歳入の内訳で大きいのは、地方交付税 76.1億円(41.9%)、地方債 25.4億円(14%)、地方税 21.9億円(12%)。寄附金は 5.1億円で、歳入総額の 2.8%。
目的別の歳出で大きいのは、民生費 34.7億円(20%)、総務費 33.4億円(19.3%)、公債費 28.6億円(16.5%)。
性質別?では、普通建設事業費 33億円、補助費等 32.6億円、物件費 30.1億円、公債費 28.6億円、人件費 21.6億円。
目的別歳出を掘る
令和6年度の歳出総額は 173億円で、令和5年度より 1.6%減りました。歳入総額は 182億円で、0.9%減りました。目的別では、民生費は 17.2%減、総務費は 30.8%増、公債費は 8%増。
歳出全体の財源
令和6年度の歳出全体 173億円のうち、国と県のお金(国庫支出金と都道府県支出金)が 9.8%、自前の税など(一般財源等?)が 66.3%、借金(地方債)が 14.5%、その他(寄附金・使用料・繰入金など)が 9.4%。
款と項?ごとの内訳と、その財源。
議会費1億円歳出の0.6%・1人あたり 6,019円令和5年度より 6.9%減
令和6年度の議会費 1億円のうち、国と県のお金(国庫支出金と都道府県支出金)は 0円、自前の税など(一般財源等)が 100%。
総務費33.4億円歳出の19.3%・1人あたり 19.5万円令和5年度より 30.8%増
| 項 | 金額 | 款に対する割合 | 1人あたり | 前年比 | 財源 |
|---|---|---|---|---|---|
| 総務管理費 | 31.4億円 | 94.2% | 18.4万円 | 令和5年度より 32%増 | |
| 徴税費 | 1億円 | 3.1% | 6,002円 | 令和5年度より 2.8%増 | |
| 戸籍・住民基本台帳費 | 6,071万円 | 1.8% | 3,547円 | 令和5年度より 47.3%増 | |
| 選挙費 | 2,595万円 | 0.8% | 1,516円 | 令和5年度より 4.1%増 | |
| 統計調査費 | 102万円 | 0% | 60円 | 令和5年度より 0.4%減 | |
| 監査委員費 | 161万円 | 0% | 94円 | 令和5年度より 5.2%増 |
令和6年度の総務費 33.4億円のうち、国と県のお金(国庫支出金と都道府県支出金)が 2.9%、自前の税など(一般財源等)が 36.4%、借金(地方債)が 33.9%、その他(寄附金・使用料・繰入金など)が 26.8%。
民生費34.7億円歳出の20%・1人あたり 20.3万円令和5年度より 17.2%減
| 項 | 金額 | 款に対する割合 | 1人あたり | 前年比 | 財源 |
|---|---|---|---|---|---|
| 社会福祉費 | 14.4億円 | 41.6% | 8.4万円 | 令和5年度より 21.1%減 | |
| 老人福祉費 | 8.5億円 | 24.6% | 5万円 | 令和5年度より 17.6%減 | |
| 児童福祉費 | 11.7億円 | 33.8% | 6.8万円 | 令和5年度より 11.4%減 | |
| 災害救助費 | 5万円 | 0% | 3円 | 令和5年度より 50%減 |
令和6年度の民生費 34.7億円の財源は、自前の税など(一般財源等)が 63.7%、国と県のお金(国庫支出金と都道府県支出金)が 34.2%。残りの 2.1%はその他(寄附金・使用料・繰入金など)。
衛生費17.9億円歳出の10.3%・1人あたり 10.5万円令和5年度より 23.2%減
| 項 | 金額 | 款に対する割合 | 1人あたり | 前年比 | 財源 |
|---|---|---|---|---|---|
| 保健衛生費 | 8億円 | 44.5% | 4.7万円 | 令和5年度より 1.5%減 | |
| 清掃費 | 9.9億円 | 55.5% | 5.8万円 | 令和5年度より 34.7%減 |
令和6年度の衛生費 17.9億円のうち、国と県のお金(国庫支出金と都道府県支出金)が 1.8%、自前の税など(一般財源等)が 62.2%、借金(地方債)が 29.2%、その他(寄附金・使用料・繰入金など)が 6.8%。
労働費2,337万円歳出の0.1%・1人あたり 1,366円令和5年度より 12.5%減
| 項 | 金額 | 款に対する割合 | 1人あたり | 前年比 | 財源 |
|---|---|---|---|---|---|
| 労働諸費 | 2,337万円 | 100% | 1,366円 | 令和5年度より 12.5%減 |
令和6年度の労働費 2,337万円のうち、国と県のお金(国庫支出金と都道府県支出金)は 0円、自前の税など(一般財源等)が 100%。
農林水産業費5.6億円歳出の3.2%・1人あたり 3.3万円令和5年度より 0.4%減
| 項 | 金額 | 款に対する割合 | 1人あたり | 前年比 | 財源 |
|---|---|---|---|---|---|
| 農業費 | 1.4億円 | 25.4% | 8,317円 | 令和5年度より 12.3%増 | |
| 畜産業費 | 3,497万円 | 6.2% | 2,044円 | 令和5年度より 38.7%減 | |
| 農地費 | 1.7億円 | 29.7% | 9,729円 | 令和5年度より 28.3%増 | |
| 林業費 | 2.2億円 | 38.7% | 1.3万円 | 令和5年度より 12.9%減 |
令和6年度の農林水産業費 5.6億円の財源は、自前の税など(一般財源等)が 35.3%、国と県のお金(国庫支出金と都道府県支出金)が 25%。ほかに借金(地方債)が 13%、その他(寄附金・使用料・繰入金など)が 26.8%。
商工費6.4億円歳出の3.7%・1人あたり 3.7万円令和5年度より 10.7%減
令和6年度の商工費 6.4億円の財源は、自前の税など(一般財源等)が 82.7%、国と県のお金(国庫支出金と都道府県支出金)が 0.1%未満。残りの 17.3%はその他(寄附金・使用料・繰入金など)。
土木費16.6億円歳出の9.6%・1人あたり 9.7万円令和5年度より 19.1%減
| 項 | 金額 | 款に対する割合 | 1人あたり | 前年比 | 財源 |
|---|---|---|---|---|---|
| 土木管理費 | 7,721万円 | 4.7% | 4,512円 | 令和5年度より 6.4%増 | |
| 道路橋りょう費 | 8.3億円 | 49.8% | 4.8万円 | 令和5年度より 20.2%減 | |
| 河川費 | 4,839万円 | 2.9% | 2,827円 | 令和5年度の 3.1倍 | |
| 都市計画費(街路) | 514万円 | 0.3% | 301円 | 令和5年度より 0.9%増 | |
| 都市計画費(公園) | 2,693万円 | 1.6% | 1,573円 | 令和5年度より 47.1%増 | |
| 都市計画費(下水道) | 4.8億円 | 29% | 2.8万円 | 令和5年度より 6.4%増 | |
| 都市計画費(区画整理等) | 2,187万円 | 1.3% | 1,278円 | 令和5年度より 53%減 | |
| 住宅費 | 1.7億円 | 10.3% | 9,984円 | 令和5年度より 57.7%減 |
令和6年度の土木費 16.6億円のうち、国と県のお金(国庫支出金と都道府県支出金)が 8.2%、自前の税など(一般財源等)が 76.5%、借金(地方債)が 12.3%、その他(寄附金・使用料・繰入金など)が 3%。
消防費6億円歳出の3.5%・1人あたり 3.5万円令和5年度より 2.5%減
令和6年度の消防費 6億円の財源は、自前の税など(一般財源等)が 99.1%、国と県のお金(国庫支出金と都道府県支出金)が 0.2%。ほかに借金(地方債)が 0.5%、その他(寄附金・使用料・繰入金など)が 0.2%。
教育費22.8億円歳出の13.1%・1人あたり 13.3万円令和5年度より 27.5%増
| 項 | 金額 | 款に対する割合 | 1人あたり | 前年比 | 財源 |
|---|---|---|---|---|---|
| 教育総務費 | 2.6億円 | 11.4% | 1.5万円 | 令和5年度より 8.3%増 | |
| 小学校費 | 6.7億円 | 29.4% | 3.9万円 | 令和5年度より 58%増 | |
| 中学校費 | 3.7億円 | 16.4% | 2.2万円 | 令和5年度の 2.3倍 | |
| 社会教育費 | 4億円 | 17.4% | 2.3万円 | 令和5年度より 6.1%減 | |
| 保健体育費(体育施設等) | 2.8億円 | 12.2% | 1.6万円 | 令和5年度より 10.3%増 | |
| 保健体育費(学校給食) | 3億円 | 13.3% | 1.8万円 | 令和5年度より 4.3%増 |
令和6年度の教育費 22.8億円の財源は、自前の税など(一般財源等)が 64.3%、国と県のお金(国庫支出金と都道府県支出金)が 4.4%。ほかに借金(地方債)が 25.6%、その他(寄附金・使用料・繰入金など)が 5.6%。
公債費28.6億円歳出の16.5%・1人あたり 16.7万円令和5年度より 8%増
令和6年度の公債費 28.6億円の財源は、自前の税など(一般財源等)が 96.7%、国と県のお金(国庫支出金と都道府県支出金)は 0円。残りの 3.3%はその他(寄附金・使用料・繰入金など)。
市町村税の中身
令和6年度の市町村税は合計 21.9億円で、固定資産税が 8.8億円(40.2%)、個人市町村民税(所得割)が 8.2億円(37.6%)、市町村たばこ税が 1.6億円(7.4%)。
扶助費?の内訳
令和6年度の扶助費は 13億円。目的で分けると、社会福祉費が 8.5億円(65.5%)、児童福祉費が 2.3億円(17.7%)、教育費が 1.2億円(9.1%)。
全国 1,718市区町村の分布
全国 1,741市区町村の分布
全国 1,741市区町村の分布
全国 799市区町村の分布
全国 1,737市区町村の分布
全国 1,741市区町村の分布
財政力指数?は 0.26(全国の中央値 0.44)で、全国 1,718市区町村のうち、低いほうから数えて 23%の位置。経常収支比率?は 89.7%(中央値 91.5%)、実質公債費比率?は 12.0%、将来負担比率?は 33.8%。
地方債?(借入金)の現在高は 279億円、1人あたり 163.3万円。積立金?(基金?)は 91.7億円、1人あたり 53.6万円。1人あたりの地方債は全国 1,737市区町村のうち、多いほうから数えて 9%の位置、積立金は多いほうから数えて 26%の位置。全国の中央値は地方債 54.2万円、積立金 25.7万円(どちらも 1人あたり)。
6年の推移
歳入総額
歳出総額
民生費
教育費
土木費
公債費
令和6年度の歳出総額は 173億円で、令和元年度の 169億円より 2.6%増えました。いちばん多かったのは令和3年度の 203億円。全国の市区町村の歳出総額の中央値は、同じ期間に 18.8%増えました。
予算と決算
右の数字は 予算額 / 決算 と、その差(決算 − 予算額)。予備費は決算に実額が無いので「—」。
令和6年度の決算は 173億円で、予算(性質別の合計)の 183億円より 10.2億円少ない額でした(予算の 94.4%)。差がいちばん大きいのは普通建設事業費で、予算 38.4億円に対して決算は 33億円でした。
類似団体?との比較
町村Ⅳ-2(59団体)・令和6年度
令和6年度のこの街の 1人あたり歳出総額は 101.2万円。類似団体(町村Ⅳ-2、59団体)の中央値 61.9万円と比べると、高いほうです(全国の中央値は 68.7万円)。1人あたりの民生費は 20.3万円(中央値 19.7万円)でほぼ同じ、教育費は 13.3万円(同 6.4万円)で高いほう、土木費は 9.7万円(同 5.7万円)で高いほう。
🧾 住民税
- 所得割の納税義務者数(令和7年度)
- 8,359人
- 所得割額(市町村民税)(令和7年度)
- 10.1億円
- 控除額のうち市町村民税分(令和8年度課税)
- 3,123万円
令和7年度の市町村民税の所得割?は、納税義務者 8,359人で 10.1億円。令和8年度課税でふるさと納税による住民税の控除額は 5,205万円、うち市町村民税分は 3,123万円、道府県民税分は 2,082万円。控除を受けたのは 834人(市町村民税分)。市町村民税分は、所得割額の 3.1%にあたります。控除額を人口で割ると 1人あたり 3,041円。課税状況は令和7年度分、控除額は令和8年度課税(令和7年中の寄附)で、1年ずれています。
🔗 この街の、ほかの話
出典: 総務省「ふるさと納税に関する現況調査結果」(受入額・費用・使途は令和7年度、住民税の控除額は令和8年度課税)、「市町村別決算状況調」(令和6年度)、地方財政状況調査 市町村分 調査表(e-Stat、令和元年度〜令和6年度)、「市町村税課税状況等の調」(令和7年度)、「住民基本台帳に基づく人口」(令和8年1月1日)、「予算・決算の対比」(令和6年度)、「Japan Dashboard 地方財政(市町村ごと)」(デジタル庁・総務省、令和6年度)を編集・加工して表示しています。